今夜はいやほい

きゃりーぱみゅぱみゅの「原宿いやほい」のいやほいとは何か考察するブログ

青年よ紋別を目指せ。はまなす通りは天国で居酒屋たきは桃源郷だった。

2018年、酷暑。平成はみしみしと音をたてながら終わりを迎えようとしていた。昭和の青年といえば荒野を目指すものであった。平成の果てのわたし27歳はどこを目指せばよいのであろうか。そうだ、北海道だ、なぜだ、涼しいからだ。 成田から新千歳へ。レンタカ…

胃で踊る、北朝鮮レストランの平壌冷麺。さよなら上海 中国廃墟潜入編⑨

前:上海でおなかが壊れた僕たちの、心のベスト10、第1位はこんなトイレだった。中国廃墟潜入編⑧ - 今夜はいやほい おなかが壊れていた。それも三人同時にだ。にもかかわらず、僕たちは走らなくてはならなかった。出発まであと三分だった。搭乗口は空港東…

上海でおなかが壊れた僕たちの、心のベスト10、第1位はこんなトイレだった。中国廃墟潜入編⑧

前:おびただしい糞の落ちる月影の道を行く、中国の小さな島の夜 中国廃墟潜入編⑦ - 今夜はいやほい 翌朝、無事船は枸杞島を出発するらしいことを知った。宿のおばちゃんが教えてくれた。 おばちゃんは突如やってきた日本人たちに、紫貝のようなものを手でむ…

池袋にある中国茶館の烏龍茶ゼリーなるものがハオい

https://tabelog.com/tokyo/A1305/A130501/13003943/ 池袋のロサ会館のちかくに、中国茶館というお店がある。池袋北口のごちゃごちゃのなかに怪しげに店を構えている。ドアを開けると、内装がチャイナ!という感じですごくよい。最近、一部の中国クラスタの…

カメラを買い半年、写真は上手くなったのか。平成30年、梅雨に至るまで。(みんなボーナスでカメラ買おう)

カメラを買って半年たったので、プレイバック!けっこうたくさんとったなあと思う。果たして写真はうまくなったのか。カメラは思っていたよりだいぶ面白いものだった!こんなにはまるとは。 おおむね時系列順担っていますが、いちぶ全く時間軸がずれているも…

一日16食だけのフルーツサンド。神楽坂の喫茶店「珈琲日記」

珈琲日記という店に行った。喫茶店だ。 tabelog.com まめの深煎り浅煎りを聞かれる。どっちがどんな味かもよくわからないので、とりあえず浅煎りでと答えてみる。浅煎りは酸っぱいですよと言われたので、たちまち翻意し、深入りを頼む。サイフォンでじょぼじ…

寝る前に読む短歌の効用ー現代短歌に入門する

最近、短歌を読んでいる。寝る前にときどきぱらぱらと。 早春のレモンに深くナイフ立つるをとめよ素晴しき人生を得よ (葛原妙子) なんで、短歌に興味を持ち始めたのかというのをぐぐぐっとさかのぼっていくと、去年の夏ころに、歌人の伊波真人さんに会った…

おびただしい糞の落ちる月影の道を行く、中国の小さな島の夜 中国廃墟潜入編⑦

前:漁船チャーター孤島脱出計画、および松浦亜弥万能論 中国廃墟潜入編⑥ - 今夜はいやほい バスにのり、宿まで戻ることにした。古くて小さな灰色の公共バスは地元の人々でぱんぱんになっていた。よそ者の僕たちは運転手と助手席の間の曖昧なスペースに詰め…

押上にある東京で二番目に古いジュース屋「カド」の情緒が最高だった。

先週、暇だったので、芸子さんを探して向島散歩をした。残念ながら芸子さんは見つからなかったのだが、その時、偶然、古めかしい喫茶店?パン屋?のような店を発見して、ただならぬ怪しげな雰囲気を漂わせていたので、これは行かねばならないなあと思ってい…

ゴールデンウィークの旅先としての新潟、胎内市・村上市。ぼんやり観光ふらふらるるぶ

ゴールデンウィークに対して、人はいろいろな態度をとる。久しく合ってない友人と会うから、飲み会の予定が入ってるのさ、ゴールデンウィーク放蕩派。予定がないから、部屋にこもるかな、無頼派。人ごみ嫌だからさと都会風のことをうそぶく、隠遁派。積極的…

げきうま、川越のサンドイッチパーラー楽楽のいちご大福サンド

このお店。 tabelog.co こちら、いちご大福サンド。 いちご大福をなぜサンドしようと思ったのかについては深いなぞであるが、確かに言われてみれば外さない組み合わせな気がする。げきうまだ。 食パンのしょっぱさ、苺の甘味と酸味。黄金の組み合わせ、生ク…

神楽坂の最適解は、第三玉の湯からの深夜営業まる田ラーメン、これである

神楽坂の隅にある、第三玉の湯。東京の銭湯というのはだいたい熱い、もれなく玉の湯も熱い。湯につけた足先がひりひりするも、我慢して体を沈めていく。熱さに慣れてきたら、ジェットバスの激流を背中にぶつける。叩きつける水流はさながら滝行。除念、陶冶…

春だった。

春、別れの季節である。仲の良かった会社の先輩が4月付で異動することになった。帰り際、お互いに示し合わせたかのように、なんとなく、帰る時間が一緒になったので、かつ丼食べて帰りましょうよと誘ってみた。 銀座で電車を降りた。あたたかな空気が街にふ…

常陸の国へようこそ、塙山キャバレー「みき」で飲むー福島浜通り彷徨編⑥

前:復興の拠点、広野町。激走の歩道橋。ー福島浜通り彷徨編⑤ - 今夜はいやほい 「ようこそ、常陸の国へ」酔っぱらいの老父は顔を真っ赤にしていた。 「どうもどうも」僕はビールを口に運びながら返事をした。 「どこからいらっしゃったので?」 「東京から…

復興の拠点、広野町。激走の歩道橋。ー福島浜通り彷徨編⑤

前:立ち入り禁止が解除された浪江町の現在 ー福島浜通り彷徨編④ - 今夜はいやほい 広野町は夜だった。 21時頃だろうか。車は真っ暗な道を走っていた。スーパーで買いこんだ酒とつまみが後部座席に雑多に置かれていた。 「じゃあ、宴会の準備も整ったことで…

立ち入り禁止が解除された浪江町の現在 ー福島浜通り彷徨編④

前:広野町をどんどん北へ。津波が押し寄せた町の跡には鳥がたくさんいた。福島浜通り彷徨編③ - 今夜はいやほい 広野町を抜けたところで、眠りに落ちた。数十分ほど寝て、目をさますと、車は大熊町を走っていた。窓から外を見ると、店内が物で散乱しているコ…

広野町をどんどん北へ。津波が押し寄せた町の跡は鳥であふれていた。福島浜通り彷徨編③

前:上野からいわきへへ行くには鈍行列車で3時間30分もかかります。エコノミー症候群に気を付けてください。 - 今夜はいやほい いわき駅に到着したわれわれは空腹を満たすため、昼食をとることにした。駅を出るといいかんじにひなびたみふみ屋という名の肉屋…

上野からいわきへへ行くには鈍行列車で3時間30分もかかります。エコノミー症候群に気を付けてください。-福島浜通り彷徨編②

前回:福島県浜通りを僕らは北へ - 今夜はいやほい 朝食のサンドイッチ 上野駅8時2分発の電車に乗り込んだ。鈍行列車でかたこととおだやかな振動に揺られながら福島に向かった。がらがらの車内にぽつねんと据え付けられたボックス席に腰をかけた。朝の空気を…

福島県浜通りを僕らは北へ -福島浜通り彷徨編①

旅の帰りの電車である。常磐線は暗闇の中を東京に向かって走っていた。 「今回の旅行は、ブログに書くの?」と先輩が尋ねてきた。 「書かないんじゃないですかね~」僕は答えた。 「え、書かないんですか!?」後輩の加藤はからかうように言った。 「うん、…

夜の巷を徘徊するのはとてもたのしい

夜の街を歩くのは楽しい。道端では真っ赤な椿がめらめらと咲いていたり、24時間営業の飲食店には都会の疲労が渦巻いていたり、昼にはきらびやかな美容室がしーんと眠っていたり、信号は神経質にチカチカチカチカ光っていたりする。 昨年はたらと夜の街を歩き…

またいつか、喫茶店のメロンパン老婆

ドアを開けると、老婆が新聞に目を落としながら煙草を吸っていた。すみませんと申し訳なさそうな声色で話しかけると、こちらへ顔を向けた。よく来たねとにやりと笑った。そこ座ってと入り口わきの席へ座るよう促された。その椅子のマット部分は盛大に破れて…

金粉を食べにエミレーツパレスのル・カフェに行った。とにかくすべてが金だった。

インドに行くと人生観が変わるなんていう話がある。僕はインドではなく、UAEはアブダビに行ったのだけど、ここ数年でもっとも衝撃的なものを見た。それは金のホテルである。幸いにして、帰国後、金にとりつかれるなどの人生観の劇的変化は起こらなかったもの…

年末テレビはけたたましく、街では自販機の作動音が響いていた。平成は30年もたっていた。

2017年、SMAPが解散した。ああ、平成が終わろうとしているんだなあと思ったものだ。なんと年が明けてみれば、平成も30年である。 30年。思えば遠くへ来たものだといった感傷もひとしおの大台だ。朝起きれば、アキラ100%という裸芸をする芸人がおぼんを落と…

kiki vivi lilyがめっちゃ好き -午前0時52分 夜の隙間に入り込んで秘密のはなししよう

2017年の流行語大賞はインスタ映えだ。SNSが誕生して、だれもが自分の日常をきりとって、ぱーんと拡散するようになった。目の前の出来事や、ちょっとしたこころの動きとかそんなものを、おしゃれにカラフルにつかまえるのがうまい人がいる。 kiki vivi lily…

漁船チャーター孤島脱出計画、および松浦亜弥万能論 中国廃墟潜入編⑥

前: 舟山老酒と中国共産党綱領。ベニヤ板ベッドで眠る。 中国廃墟潜入編⑤ - 今夜はいやほい ベニヤ板ベッドで目を覚ました。朝、6時30分だった。時差を考えると、自分が会社に行く時間に起きたのだとすぐにわかった。目覚ましをかけずとも起きてしまう体に…

舟山老酒と中国共産党綱領。ベニヤ板ベッドで眠る。 中国廃墟潜入編⑤

前:嵊山島上陸、廃墟となった後頭湾村で犬が吠えた 中国廃墟潜入編④ - 今夜はいやほい 記憶が定かじゃなくなってきたのでディレクターズカット版。 タクシーに乗る。廃墟から帰還する際に嵊山島のトンネルを通る。これが底なしの恐怖。工事中のトンネルはな…

嵊山島上陸、廃墟となった後頭湾村で犬が吠えた 中国廃墟潜入編④

前: 出上海、一路、枸杞島へ。船でお姉さんは絶句した、酒が必要だった 中国廃墟潜入編③ - 今夜はいやほい 「ついた!ついたぞ~!!」僕は4時間閉じ込められた閉鎖空間から解放された心地よさでいっぱいであった。 「じゃあ、市内のほうへ向かおうか」とい…

出上海、一路、枸杞島へ。船でお姉さんは絶句した、酒が必要だった 中国廃墟潜入編③

前:響きと怒りのチケットカウンター、南浦大橋で声は破裂した 中国廃墟潜入編② - 今夜はいやほい われわれの目的地は嵊山島(しぇんしゃんとう)だったのだが、そこへ行くためには、まず枸杞島(ごうちとう)に上陸する必要があった。 霧ははれてきたものの、上…

響きと怒りのチケットカウンター、南浦大橋で声は破裂した 中国廃墟潜入編②

前 始まりの上海浦東空港、夜霧の南浦大橋、タクシーのメメントモリ 中国廃墟潜入編① - 今夜はいやほい 南浦大橋についた我々は、バスターミナルでチケットを買うために列に並ぶことにした。目的地は上海沖の小さな島の廃村だったので、空港に5時につき入国…

始まりの上海浦東空港、夜霧の南浦大橋、タクシーのメメントモリ 中国廃墟潜入編①

さよなら、東京 午前5時、上海空港の到着ロビーを出た。空港の無機質な空気を脱し、アジア的な濃度のむっとした空気にどわっと包まれた。ああ、異国に来たのだ。出口前で捕まえた、少し機嫌の悪そうな運転手のタクシーに男4人で乗り込んだ。 助手席に座った…