今夜はいやほい

きゃりーぱみゅぱみゅの「原宿いやほい」のいやほいとは何か考察するブログ

池袋に10年通った埼玉県民によるおすすめ中華料理店 6選!

 

僕はとにかくいかなる買い物も池袋で済ますところがあり、最低週一で池袋に行く生活を10年以上続けている。池袋が生活の拠点なのだ。

 

池袋は近年、いくつか大きな変化があった。西口の再開発、広場の整理、公園の整備...そしてその変動する箱のなかで起こった大きな変化が中華料理店の拡大である。池袋北口に来れば、中華圏の各地域ごとにいろいろな中華料理を食べることが可能だ。今でもちょっと歩けば、知らない店がぽこぽことできている。

 

池袋に10年通う中で気に入った店ができた。池袋中華の一端を紹介したい。

 

新疆風大皿鶏はあまりにもデカい 新疆・味道

最近、池袋中華界隈で人気上昇中の店、新疆・味道。大皿鶏なるメニューがあってこれがうまい。いわゆる日本人が想像する四川っぽいような中華と少し違う、中国の西側、新疆系の料理ということらしい。一人では全く太刀打ちできない量が出てくるので、複数人で行くことが必須となる。ピリ辛で酒が進む味付けで、これをそのまま食べるのも大変に良いのだが、麺をのせると、これまた輪をかけてうまい。

 


手打ちの平打ち麺を投入する。ピリッとした味付けによく合う。

 

 

店には、演奏コーナーがあり、中国の音楽が演奏されたり、なぜか涙そうそうが流れたりする愉快な店である。客も店員も中華系の人が多いけれど、タッチパネルで注文できるので、その辺は安心である。

 

上海蟹の季節には 大沪邨(だうつん)

一応上海料理の店ということらしい。少し甘めな味付けが多い。

 

 

上海蟹はいいですね...一年に一回くらい食べたい。

 

 

この店はブログに詳細を書いたのでよかったら↓

kikuchidesu.hatenablog.com

 

街の片隅で歴史を食べる 新珍味

新珍味は、台湾にルーツがある店だ。かつて有名な台湾の活動家が拠点として使っていたらしく、ここの5階ではひそかに爆弾の製造が行われたりしていたらしい。池袋のモストアナーキースポットである。

池袋西口の中華『新珍味』はなぜ台湾独立運動の聖地となったか(田中 淳) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)

 

 

長年日本で営業していたこともあり、日本の街中華に少し近い感じの味がする。うまいかどうかというよりも、カウンターに座り、キンキン鳴る中華鍋に耳を済ませ歴史の流れに身を任せるタイプの店である。定食屋的にぱっと入ってぱっと食べたい時に重宝する。

 

 

店の角にこっそり掲げられる全身革命。この視線にさらわれるわけなのだから、席につけば、背筋をピンと伸ばしてチャーハンを食べなくてはならない。

 

なぜ汁なし坦々麺はかくほどに美味いのか 中国家庭料理 楊

楊と書いてヤンと読む。この店の汁なし坦々麺は無類のうまさだ。花椒が効いていて食べていると口がビリビリしてくる。しかしその痺れの先に旨味がじわじわと広がっていき、なんとも病みつきなのだ。

 

 

ぐるぐると混ぜて食べる。なんとなくミートソースパスタのようである。

 

 

麺は柔らかめで、ソースをよく絡めあげる。舌が痺れてきて、だんだん味わいに変化が出てくる。夏にクーラーの真下で汗を流しながら食べるのが最高だ。中華の麺の世界も奥深い。

 

 

池袋で最も落ち着く 梅舎茶館

中国茶の専門店梅舎茶館。

 

ポットがボンと置いてあり、自分で湯を足して無限に中国茶を飲むことができる。茶菓子も、中国仕様のものが出てくる。ひまわりの種も食べてみると結構美味しい。

 

 

暖かいスープの中にフワフワの白玉のようなものが浮いている食べ物、湯圓。これがめちゃくちゃ美味しい。噛むと中のピーナッツクリームが出てきて、スープとクリームが絡み合う。寒い季節はもうこれさえあれば...という感じである。

 

カウンターでうまい中華を 沙漠之月

池袋から北のほうに10分ほど歩いたところにある。駅から遠いのに加え、ビルの二階にあるため、池袋を普通に歩いていると気が付かないかも知れない。中国の西北部の料理をメインに取り扱っているとのことだ。店は大変狭く、カウンターのみで、元気な店主が目の前で料理を作ってくれる。

 

チャーシューと煮卵。とりあえずこれを頼んで、酒を飲む。中華風のチャーシューというのもやはり酒に合う。自家製のラー油が机に置いてあるので、それをかけるとまた、香り高く食欲を喚起する。前菜として最高である。

 

 

ごくまれにでるらしい牛肉麺。ラッキーで食べることができた。仕込みがめんどくさいものらしく「人がいっぱいきてくれないと作れないね」と店主は言っていた。これもラー油をたんまりかける。麺が手打ちでもちもちだ。薬味がほどよく、だしも効いていて香りも良い。

 

 

この店の名物は、手作りの餃子だ。目の前で、手製のたねから、棒できゅっきゅと皮を伸ばして餃子を作ってくれる。中に入っている具も日によって違うらしく、セロリが入っていたり、しめじが入っていたりする。餃子を食べると、国境など関係なく正直な安心した気持ちになっていく気がする。

 

 

焼き餃子の可能なのだが、何も言わないと水餃子で提供される。これにラー油をたっぷりかけて食べたらそれは美味しいのです。餃子だから当たり前なのだが、もちもちの皮が肉を包みこむということの素晴らしさよ!

 

 

沙漠之月はメニューがあってないようなものなので、こういうのを食べたいと言うとその日ある材料でいい感じのものを作ってくれる。今日はくずきりがあるよ〜と効いて、じゃあ炒め物でと言うとこんな感じの料理が。くずきりって中華風にたべてもおいしいんだな。

 

 

池袋だけで、いろいろな地域の中華料理を食べることができる。まだまだ知らない店がたくさんあるのだろう。引き続き開拓を続けます!