夜行列車に乗り継ぐ駅、宜昌に到着した。僕は知らなかったのだが、宜昌は三国志に造詣が深い人にとってはそれなりにメジャーな地名であるらしく、心優しき青年田中は、武漢の街を歩いていると、得意げに周辺知識を開陳していた。しかし、彼はここにはいない…
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