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結局、サニーデイサービスの名盤「東京」のジャケットはどこで撮影可能なのか問題

サニーデイサービスというバンドがいる。はっぴいえんどを彷彿させるフォークっぽいサウンドにけだるい歌詞、青年期のどうしようもない感じを切り取ることにたけているバンドだ。90年代に活躍して2000年に解散したけれど、最近になって再結成し、ポップソングが好きな一部の人々から人気を博している(とおもう)

 

どのバンドにも、これ一枚とりあえず聞いとけ的なアルバムがあると思う。サニーデイサービスの場合は「東京」であることにきっと多くのファンは同意してくれるはずだ。このジャケットがなかなかいい味をだしている。色あせた風景に吹けば消し飛んでいきそうな桜、天気が良くない日が続いている今年の春にぴったりである。

 

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http://rose-records.jp/2016/05/20boxcdlp.html

 

このジャケットがどこで撮影されたのか調べてみることにした。Googleはなんでもおしえてくれるもので、検索窓を叩いたら、場所についてのおおよその目星がついた。どうやらこのジャケットは、千鳥ヶ淵で撮影されたものらしい。この川のようなものは、お堀だったのである。

 

そうと分かれば話ははやい。建物と橋のかんじでちょっと歩いたらおおよその場所は分かるだろう。示し合わせたように雨があがったので、家を出た。

 

出発はこのあたり。

おそらく、あの橋は首都高に違いないと推察し、首都高に向かって歩いていくことにした。

 

 

千鳥ヶ淵の桜はなかなか立派である。堀に向かって枝が垂れ込めているのはかなげである。

 

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きれい

 

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カップルと家族の楽し気な様子を、なんだなんだおい!桜は孤独に楽しむものだぞと睥睨しながら歩くこと数分。いよいよ、首都高のそばまでやってきた。 

 

 

ということでそれっぽい写真を撮ってみる。

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おお!かなりそれっぽいではないか。なんだ簡単に見つかってしまったなあと思って帰ろうとしたのだが、よく見ると背景がどうも違う気がするのだ。よく見ると首都高の角度も違う気がする……なぜだ、なぜなのだ、どこの角度からとればいいのだとうろうろすること20分、はたと気づいた。そうか首都高の向こう側からとっているのかもしれない!!簡単なことに気が付かなかったなあと再び歩みを進める。

 

 

ということではるばる逆側場で歩いてきた。ここまでゆうに1時間は経過している。雨のせいで道はぬかるみ靴はどろどろ、足もだんだんと重くなってきたけれど、なんとかそれらしきところにやってきた。

 

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 橋の角度はこちら側のような気がする。しかし、桜がいいポジションに全くないのである!なんということだ。簡単にみつかるかと思いきや、ぜんぜん、その場所がわからない。いい加減足も疲れてきた。しかし、ここであきらめるわけにもいかない… 堀の中へ行って見るかと思い、ぐるっと回ってみるも、ジャケットの写真ドンピシャの場所は、結局、現れなかったのである……

 

失意に駆られながら帰り道に撮った写真をツイートしてみた。思ったよりも反響があって、6RT29いいねがついた。

 

 

いいねをしてくれた人のページにとび、ツイートを眺めていたら、衝撃の事実が書かれていた。

 

 

 

 

 

 

サニーデイサービスの東京のジャケットって合成だという」

 

 

 

 

 

合成なの……

 

 

 

 

 

 

 合成かどうかは定かではありませんが、「東京」のジャケットそのまんまは 現在撮影できません!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 *ソースはTwitterなので合成かどうか確証はありません

 *20年の間に風景が変わったのかもしれません

能年玲奈、愛と革新。キリンジのエイリアンズが流れてるLINEモバイルのCMが最高な件。

テレビを見ていたら衝撃をうけた。キリンジのエイリアンズが流れているじゃないか。く~わかってるな~どこ企業のCMだ?いい選曲じゃないか!などと思いながら画面を見ていると、ハイボールを口へ運ぶ手が止まった。なんだこれ、最高だ。 

 

www.youtube.com

 

能年玲奈が一言もしゃべらずにじーっと立っている、ただそれだけだけのCMだ。飾り気のない服に、無造作な髪、しかし、ちょっとしたしぐさや目線がとても雄弁に思える。映像の最後には「愛と革新。」のキャッチコピー。なんて鮮烈なんだ……

 

まるで僕らはエイリアンズ

禁断の実 頬張っては

月の裏を夢見て

キミが好きだよエイリアン

この星のこの僻地で

魔法をかけてみせるさいいかい

 

エイリアンズは歌詞が最高なんだよな… エイリアンていうのは異邦人とかよそ者のことで言葉が通じない人のことだ。エデンの果実を頬張って、君が好きだよって伝えたがってるとしたらなんだか大変ロマンチックではないか。

 

LINEって超巨大コミュニケーションプラットフォームなわけだけど、キャッチコピーが 「愛と革新。」だなんてかっこよすぎる…

 

linecorp.com

既存の通信とコミュニケーションの関係を刷新していくという想いを伝えるべく、「愛と革新。」というコピーを掲げました。

 

そういえば、誰だか忘れたけど、スターは風を味方につけるとかそんなことを言っていた人がいた。能年玲奈の髪がゆらゆらと揺れるだけで詩情があるんだから選ばれた人間なんだなあと思う。女優ってこういう人のことなんだろうな。

 

いや~とにかく最高だなあ。最高としかいってない気がするけど、最高だなあ。

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https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2017/1679

キリンジがローマ字になってしまってなんてこった/(^o^)\と思っている皆さん、北園みなみを聞こう!「ひさんなクリスマス」

キリンジはKIRINJIになった。

 

キリンジをしらない人にはなんのことやらだと思うけど、キリンジはKIRINJIになったのである。

 

KIRINJIはキリンジとはなかなか趣のちがうグループとなり、それはそれでよいのだけど、時々は、あの朴訥とした、よくわからないコード進行の、でもキャッチ―なキリンジが聞きたい、そんな気分にもなるのである。

 

最近じゃがりこにはまっている。22時を過ぎたころ近くのコンビニまでもそもそと歩いていき、じゃがりこをひとつ買う。これをぽりぽりかじり、塩分と油を補給し、ジャンクな世界に身を浸す。快楽と原罪の意識のはざまで、YOUTUBEをめぐる。こんな陳腐な行為がきわめて最高なのである。そして、サイバースペースは欲望を忠実に反映したサジェストを投げてくる。

 

油でよどんだ目をこすり、動画を再生する。

 

北園みなみ 「ひさんなクリスマス」

www.youtube.com

 

 あなや!なんてなつかしい!これだこのかんじだ~ 音の感じもそうだし、このちょっと皮肉が聞いた感じも、キリンジを彷彿とさせるじゃないか!なんだったら声も似ている?でも劣化コピーって感じではない。これを求めていたんだ!

 

しかし、しかしである。四半世紀も生きていると早々ぬか喜びはしないのである。

 

でも、いい曲これだけなのかもな……そう思いながらおすすめの動画をクリックする。

 

www.youtube.com

 

いい…… すきだ…… 

 

アルバムもいい!!

www.youtube.com

 

最高だ……

 

ああ、ひさんなクリスマス~

 

じゃがりこおいしい…………

オザケンこと小沢健二さんが19年ぶりにシングルを発売したようなので感想をかいた。流動体についてという曲らしいです

ハイボールを3杯飲んだ。そして風呂に入った、夢心地の中にある文章であることを事前にお伝えしておく……

 

むかしから、音楽をやっている人にはふたパターンのタイプがあるのではないかと思っている。ひとつは、音がなっていることが楽しい人、もう一つは、何か伝えたいことがある人である。かつてフリッパーズ・ギターというバンドがいた。小山田圭吾と、小沢健二というメンバーが二人でやっていたバンドだ。

 

このやたらとざっくりとした私的な二分法に当てはめると、小山田圭吾は音がなっていることが楽しい人だ。フリッパーズ・ギターというバンドが解散したのちに、小山田圭吾が始めたコーネリアスというバンドの音を聞けば一目瞭然だと思う。歌詞はどんどん消えていき、最近の曲は記号的で、幾何学的で、リズム豊かな楽曲であふれている。

 

翻って小沢健二はというと、どう考えても、何かをつたえたくて、音楽をやっている人である。昨日、小沢健二の出ていたラジオを聞いていたら、「僕は文学みたいなものの延長で、音楽をやっている」と言っていたので、おそらく、自分がぼんやり思ったことはそんなに間違ってはいないのではないかと思う。

 

そんな好対照といえる、二人が、何の因果か同時期に集まり、楽曲制作していたバンドがフリッパーズ・ギターなのだけど、このバンドは、大変にシニカルなバンドであった。本当のことを隠したくて嘘をつくし(恋とマシンガン)、本当のこと何も言わないで別れるし(カメラ・カメラ・カメラ)、決め台詞は、”分かりあえやしないってことだけを分かりあうのさ”なのである…… この曲に至ってはタイトルが、すべての言葉はさようなら。なんとかなしい。

 

フリッパーズギターが解散した後、小沢健二はソロ活動を開始する。小山田圭吾という枷(とか言ったらあれだろうか)が外された小沢健二は大変雄弁であった。

 

”ありとあらゆる種類の言葉を知って 何も言えなくなるなんてそんなバカな過ちはしないのさ”

 

”意味なんてもう何も無いなんて 僕が飛ばしすぎたジョークさ”

 

本当のことなんてないから、話し合うことなんてむりだし、人と人とは分かり合えないのさといっていたと思いきや!

 

そして、天気読みでは、

本当はなにか本当があるはず

 

天使たちのシーンでは

「神様を信じる強さをぼくに 生きることをあきらめてしまわぬように」

 

きっとこの世界には大切なものがあるはずで、そのことを信じる強さがほしいというとかそんなかんじ?

 

小沢健二が好きな有名人のひとりにタモリがいる。数ある楽曲の中でもお気に入りなのが、「さよならなんて云えないよ」らしい。(すべての言葉はさようならなんて寂しすぎるよねということなのかな)

 

タモリはこの一説が好きで、生命の最大の肯定と語ったとか。

”左へカーブを曲がると 光る海が見えてくる僕は思う

この瞬間は続くといつまでも”

 

光というのは、小沢健二のキーワードなのではないかなと思う。世界には大切なことがあって、それって輝く何かだよねみたいな。

 

恋の次第を盛り上げたいよ七色に輝く時の中 (東京恋愛専科)

 

この愛はメッセージ 僕にとって祈り 僕にとってさす光(戦場のボーイズライフ)

 

これ以外にもいろいろとあって、とにかく、小沢健二の歌詞は光っているのだ。

 

19年ぶりにシングルが発売された。なんとながい沈黙だろうか……19年前といえば、小学生のころである。気が付けば、あくせく働く労働者になっているではないか……

 

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このCDには、流動体についてという曲と、神秘的という曲が収録されている。歌詞を読むと、むかしの小沢健二と少し違うなという感覚があった。

 

 

ある光でJFK空港にいた、小沢健二は、流動体についてで羽田空港に帰ってきたようだ。

羽田沖 街の灯が揺れる 
東京に着くことが告げられると
甘美な曲が流れ
僕たちはしばし窓の外を見る

 

そして、中盤では、

神の手の中にあるのなら
その時々にできることは
宇宙の中で良いことを決意するくらい

 とかかれている。

 

むかしのシニカルさは消滅し、世界は価値があるものなんだというかなり力強い肯定を感じる。本当は何か本当があるはずではなく、神の手の中にいて、”ある光”という間接性はうすれ、神秘的の歌詞では光あれと書かれるようになった。

 

ところで、僕は、ユーミンが好きなのだが、むかし彼女のインタビューを読んだら、「私は、水が揺れるたびに底で揺れる影の美しさとか、海に反射する光の粒の美しさが愛おしくて歌詞を書いている」というようなことが書いてあった(意訳かつうろ覚え)

 

 あと、宮崎駿はインタビューでこんなことを言っていた。

「子どもたちに「この世は生きるに値するんだ」ということを伝えるのが自分たちの仕事の根幹になければならないと思ってきました」

「世界は美しいって映画を作るんだよね。気が付かないだけで世界は美しいよって。そういう目で見たいだけなんだよ」

 

神というと仰々しいけれど、小沢健二も、日常にまたたくようにあらわれる神秘的な瞬間を通して、宮崎駿よろしく、この世は生きるにあたうのだ、自分の人生には価値があるのだとわりと素朴に思えるようになったのかなあと思った。

 

”誓いは消えかけてはないか 深い愛を抱けているか
ほの甘いカルピスの味が現状を問いかける”

 

問いかけはこう答えられているようにおもう。

 

”無限の海は広く深く でもそれほどの怖さはない
人気の無い路地に確かな約束が見えるよ”

 

茫漠とした世界で、確かなものがみえるようになったのだなあ。

 

結婚して、子供ができて、いろんな形でありえたかもしれなかった人生ではなく、今この人生を生きているということの力強さが「流動体について」にはあふれている。

 

”もしも間違いに気が付く事が無かったのなら

並行する世界の僕はどこら辺で暮らしてるのかな

平行する世界の毎日 子供たちも違う子たちか”

 

 

こうであったかもしれないことを間違いといえるのはかなり強いなあ…… でも、小沢健二といえば、昔から、やたらといろいろなことがあけすけな人であったような気もする。昔のことはリアルタイムではしらないけれど…… 自分は少なくともいまのところ、こんなに力づよく、色々おっけーとおもっていられないようなきがする。

 

こういう立場って危ういよねという批判は非常に容易にありうるとおもうし、今後どうなっていくのかは分からない部分があるけれど、一人の人生として、小沢健二がこういう歳のとり方をしたのはなんというか素敵なことだなあとおもう。(やたら偉そう…)

  

この曲が、今までの曲のように、年単位で聞き続ける曲になるかは、正直わからない。今のところは毎日とてもよく聞いているし、テレビもラジオも新聞も欠かさずチェックしている。アルバムもぜひとも出してほしいと思っている。

 

ながながと適当にとりとめもなく書いてきたけど、そういえば、犬は吠えるがキャラバンは進むのライナーノーツにこんなことが書いてある。

 

熱はどうしても散らばっていってしまう、ということだ。そのことが冷静に見れば少々効率の悪い熱機関である僕らとかその集まりである世の中とどういう関係があって、その中で僕らはどうやって体温を保っていったらいいのか?などなど悩み盛りの若者らしく様々考えていたりする一方、それにしても友達はうざったそうに鏡を見てるし、どこかへ出かければ楽しいし、夜更けにリズムやメロディーはほんとに心に突き刺さる。

 

まだ、自分は20年まえの小沢健二のほうが親和性が高い部分があるなと思う。それなりにはいろいろなことを選択しているのではないかと思われる、20年後の僕は、この新曲「流動体について」を聞いていたりするのだろうか。

 

2016年、夢中になってしまったひと30人!!!かってにランキング!!!!

 今年、わたしが夢中になってしまった人を発表します!!!!!!

 

 

ランキングは正直適当!!!

 

 

ではいきます!

 

 

ドラムロール

 

 

ドラムロール

 

 

 

ドラムロール

 

 

 

 

ドラムロール

 

 

 

30位 sora tob sakana

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sora tob sakana」というアイドルグル―プ。広告の街という曲がとにかくかっこいい。コーネーリアスのようなアレンジの曲調とデジタルサイネージが現代的。一時期ヘビーローテーションだった。他の曲はあんまり。

 

29位 Nulbarich

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「ソウル、ファンク、アシッド・ジャズ等ブラックミュージックをベースに唯一無二のグルーヴを奏でるポップ・ロック・バンド”ナルバリッチ“」とのことです。おしゃれでいい感じに抜けてて作業中とか移動中のBGMに重宝した。

 

28位 Little Glee Monster

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亀田誠治いしわたり淳治のプロデュースというJ-POPの良質なところを集めたような女性音楽ユニット。

 

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こんな感じのジャジーな曲もあって、なかなか飽きさせない。そのうちはやりそうな気がする!

 

 

27位 サザン・オールスターズ

あまりにも今更だけど、夏の終わりに聞き返してみるといい曲がたくさんあるなあと改めて思って、今年はたくさん聞きました。

 

 

26位 WONK

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 知り合いがFacebookで、WONKっていうバンド始めましたって投稿してて、へ~すごいなあと思ってたら、ふつうに音楽好きの人たちにどんどん膾炙していっててびっくり。やさしくてソウルフルでたまらないですね~

 

25位 ウェルベック

服従がISを予見してたとかなんとかでヨーロッパでバカ売れしていたウェルベック。「素粒子」を読みました。

素粒子 (ちくま文庫) | ミシェル ウエルベック, Michel Houellebecq, 野崎 歓 |本 | 通販 | Amazon

ずーっとニューウェイブっぽい描写で飽き飽きしてくるんですが、終盤が圧巻。硬い言葉で締めくくられる衝撃のラスト!!読み終わったら鳥肌が止まりませんでした。

 

24位 アカシック

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aiko大森靖子YUKI大塚愛をぐるぐるとかきまぜたようなかんじのバンド。今年後半はずっと聞いてたな~ ポップだし大衆受けしそうだし、来年に期待!

 

 

23位 庵野秀明

シン・ゴジラがおもしろかった。映像のリズムの良さがとても心地よかった。さすが庵野

 

 

22位 MetaFive

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なんというか、説明するまでもないですが、とにかく最高でした。小山田圭吾感が一番強かったのかなと思いました。

 

21位  LUCKY TAPES

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オーソドックスにいいポップソングをかくバンドが現れた!今年はほんとにたくさん聞きました。カラオケでも歌いました。ゲスの極み乙女とかパスピエとかに疲れたかたがた、おすすめですよ!!

 

 

書くのつかれてきたな……ここまで離脱せずに読んだあなたは立派!!!!

 

 

 

20位 ブラックマヨネーズ

ブラックマヨネーズ面白いですよね… 何を見たかと言われればあまり記憶にないのですが、テレビをザッピングしていて、ブラックマヨネーズが出ているとついつい見ちゃうというのがたくさんありました。好きな芸人になりました。

 

 

19位 山田哲人

今年からヤクルトを応援しだしたのですが、山田哲人という男やばすぎる。トリプルスリーというやつです。ばかすか打つし、塁に出たと思えばばんばん盗塁するし、バッターボックスに立った時の無敵感がすごい。アニメキャラか何かなんだろうか…? しかし、怪我で山田が欠場してたらヤクルトがやたらと勝つようになったりして、勝負事は面白いもんだなあ。怪我しないように気をつけて来年もがんばってくれ~!

 

 

18位 能年玲奈

この世界の片隅に」の能年玲奈がすばらしかった。演技がすごいっていうか、息づかいとか、存在感とかすべてひっくるめてとにかくすべてがすごかった。すずさんスタンプも購入してめっちゃつかっている。能年玲奈、いや、のんさんのこれからの活躍が期待しかない。

 

 

17位 SMAP

衝撃でしたね… SMAPは好きな曲がたくさんあるのでひどく悲しい気分になりました。Joy!!でも聞いて元気を出しましょう……

 

 

16位 ピチカート・ファイブ

ピチカート・ファイブというよりはパラリンピックの閉会式で流れた東京は夜の七時のアレンジがあまりにも最高で、1か月くらいずっと聞いてました。この前、銀座を車で走りながら、東京は夜の七時を聞いたら、おのぼりさんもここに極まりといった情がありました。

 

15位 negicco

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 堂島孝平作曲のキラーチューンを市場に放り込んできた新潟の星Negicco。アットホームで遊び心にあふれてて、抜群のメロディーで、これ以上、何がいるのか!!最高だ!!! 

 

14位 lyrical school

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スマホ向けの縦のPVを作ってバズったリリスク。しかし、広告としての手法の新しさに注目されるばかりで特にファンを増やした様子もない。いい曲たくさんあるのに、なぜあの微妙な曲でバズったのか!ざんねん!

 

 

13位 王舟

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寒くなってきてからというもの、王舟が耳から離れない。心がそわそわしてくる。ここ数週間はとにかく中毒のように聞いていました。いそうでいなかったアジアンテイストな曲をかく上海出身のバンド。来年もいい曲かいてくれ~

 

 

12位 フェフ姉さん

月曜から夜更かしに突如彗星のように現れた強烈なキャラクター。初登場の時は、面白すぎて腹筋が痛くなった…今年もっとも笑ったのがフェフ姉さんという人は日本中にたくさんいたのではないだろうか…

 

 

11位 清 竜人25

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どことなくミュージカルのような、たのしくて、うきうきさせてくれる曲がたくさんあるグループ。解散が残念でならない。一夫多妻制アイドルとかコンセプトがまずわけわからないし、解散すると言い出したら、清竜人はでっかい竜の刺青が入った真っ裸の写真をHPにあげるし、とにかく全体的に意味不明すぎて最高だった。

 

 

ここまで、よんだあなたはツワモノ!!あと10人!!

 

 

10位 王家衛

今年はHuluで映画をたくさん見た。なかでも王家衛の映画は断トツで好きだった。都会の喧噪とその中にある悲しさ。役者たちからあふれ出る色気。知れてよかったなあとしみじみ思いました。

 

 

9位 サニーデ―サービス

今年は復活の年でしたね。いい曲たくさんあったけど、この曲がもうとにかく最高だった。日本の良質なポップソングの鉱脈を換骨奪胎した珠玉のポップソング!!

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8位 平野啓一郎

k-hirano.com

平野啓一郎は、以前「日蝕」を読んだことがあったけど、難しくて挫折。以来、あまり読んでいなかったのだけど、マチネの終わりにはほんとにおもしろかった。同期の女の子におすすめしたら、わざわざ買って読んでくれて、感想言いあってたら、ちょっと仲良くなれたりして、よこしまな理由とともに思い出に残りました。笑 

 

7位 平手友梨奈

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スターがあらわれた…! 平手友梨奈のデビューは衝撃でした… こんな稀有な存在感持ってる人なかなかいない。目のぎらつき、指先の伸びやかさ、風を味方につけるつややかな髪。大物っていうのは、風を味方にしがちだ… 欅坂は今年は三曲も、屈指の名曲をリリースしたわけだけど、いずれの曲も平手友梨奈の存在ありきだったと言わざるをえない。芸能史にどどんと名前を残すレベルのスターになるきがしてわくわくさせてくれた。

 

6位 星野源

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今年スターダムを駆け上がった人。エンターテイナーだよなあ。あんまり、聞いたことなかったけど、聞いてみれば、いい曲たくさんありました。そして、逃げ恥が圧倒的におもしろかった。ひらまさはなかなかいじらしく愛らしいキャラクターでした!

 

5位 森高千里

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なぜだかわからないけど大好きになってしまった人。40代になっても、tofubeatsとコラボしたりと精力的活動している。アイドルにしては珍しく、自分で歌詞を書いている。等身大の言葉で、等身大の感情を言い表せるというのは才能だ。ほんとに大好きなんだよなあ……なんでだろう…

 

4位 マツコデラックス

マツコのでるテレビはとにかくおもしろい。月曜から夜更かし、マツコ会議、夜の巷を徘徊する、マツコの知らない世界などなど、マツコの出ているテレビをとにかく見ていた一年だった。ユーミンやったANNも軽妙洒脱でおもしろすぎて3回くらい聞き返した。芸人がテレビでて空元気を振りまいているのを見るの疲れるから、テレビを芸人から解放してほしいとかそんなことを思って画面越しにマツコを見てました。

 

3位 小沢健二

ずっと、ずっとイヤホンで聞いていたオザケンのライブについに行けた!!そして新曲もとてもよかった!小沢健二ファンにこれほどうれしい一年があったでしょうか、いやない。来年絶対新譜をだしてくれ~~!!!

 

2位 松任谷由実

なぜ突然好きになってしまったのかわからないけれど、1年間ユーミンの曲を死ぬほど聞いた。今では、部屋の棚には時のないホテルのジャケットが飾ってあり、スマホの待ち受けはリフレインが叫んでるのジャケット。日曜にはセシルの週末を聞き、出かければ悲しいほどお天気を聞き、落ち込んだ時は、海に来てを聞く。とにかく生活に溶け込むレベルでユーミンを聞いた一年でした。ユーミンが元気なうちに絶対ライブに行きたい。

 

1位 椎名誠

小学生の頃から読んでいる作家。なぜか、今年になり、熱が再発し「さらば国分寺書店のおばば」から「岳物語」まで、10冊以上読んだのではないだろうか。暇さえあれば椎名誠を読んでいたように思う。働き出してから読み返すとまた、違った感じで読めるのだなあという発見があった。四畳半文学の最高傑作「哀愁の街に霧が降るのだ」をちょっと悲しみをもって読んだ、そう、どんどん歳をとっていくのだ。貧しかったり、色々上手くいかなかったり、鬱屈したり、悲しいけど愛おしい青春が詰まった椎名誠がずっと大好きだ。

 

翌年、王舟っていうバンド、流行る!!!気がする!!!

オタクという生命体は、おれ、アレ流行る前から好きだったんだぜと言い張るのが好きである。新海誠が流行れば、おれは「ほしのこえ」から見てたからねとか、「この世界の片隅に」が流行れば、「夕凪の街 桜の国」のことをきいてもないのに語りだしたりする。圧倒的に鬱陶しくかつこざかしい存在である。

 

私も例外に漏れることはない。いまだに、ポリリズムが出る前から、Perfumeを聞いていたことを自慢したりする。最近でいえば、SuchmosがCMで流れだして、ほら、流行るって言ったでしょ!!と、会社の食堂で、同僚にしたり顔を向けたりする。こんなことでいかなる自尊心が満たされうるのか不明であるが、しかし、もはやこれは業のような何かである。

 

何はともあれ、オタクというのは基本的に不可避的にそういうものなのである。それで、なにが言いたいかといえば、最近とても好きなバンドがいるということである。

 

その名も、王舟。王舟と書いておうしゅうと読む。最近、シティポップというか、AORというか、何やら都会的な、夜の雰囲気の、いいかんじな、バンドがたくさん出てきている。代表的なのはSuchmosとかCeroとかである。

 

なぜなのかはわからないが、突如、偶発、多発的に出てきた、シティポップ系バンド、その群雄割拠の有様の中で、なんだこれかっこいい!と鼻の穴が膨らむようなバンドが王舟なのである。

 

王舟 瞬間www.youtube.com

 

 

 ぱらぱらぱらっぱっぱ

 

 

 

 ぱらぱらぱらっぱっぱ

 

 

 

 ぱらぱらぱらっぱっぱ

 

 

 

 ぱらぱらぱらっぱっぱ

 

 

音がかっこいい!!!ポップなんだけど、硬質で、硬質なんだけどポップ!歌詞もなんかいい気がするではないか!

 

王舟 Moebius

www.youtube.com

 

 

王舟さん?は上海出身らしい。たしかに言われてみるとアジアの都会っぽい湿度と温度があるように思われる。雨に濡つ男がひとりコートに手を突っ込んで歩いてそうである。

王舟 Disco Brasil

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と思いきや、意表をついてブラジル。しかし、特にブラジル感はない。映像も渋い感じに日本である。3曲聞いて、こういう曲調なのかと思っていたら、こんな曲もあるのだ。

 

王舟 あいがあって

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へいわになって~

すべてわすれた~

あい~があって~

うた~がある~

 

最高だなあ。硬い曲ばかりなのかと思いきや、こんな柔らかい曲が書けるのか!Goose houseから空元気感を抜いたようなの映像で好感である。音楽はよいものですねえ的な映像である。

 

 ということで、王舟はとてもよいのである。きっと、流行るぞ~!

続・天理教の祈りと、公務員の告白 夏休みに宗教都市天理を観光してきた

というわけで、天理市へ向かうことにしたわたしは、電車に乗り込んだ。奈良線で奈良まで行って万葉まほろばなる路線へと乗り換える。万葉まほろば。洒落た名前である。まほろばとは、すばらしい場所といった意味なわけだが、万葉まほろば線に乗って、天理市へと向かうというのは、ちょっとした西遊記的紀行ブンガク感がいいななどと思っていた。

  

そんな、まほろばこと天理を不敬にも寝過ごしており損ね、やれやれと折り返しようやく天理駅へと到着した。人はまばらで、こぎれいな中規模の駅といった印象だ。

 

改札を出ると垂れ幕がお出ましした。

 

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なんと偶然ふらっとやってきた、今日この日は、天気教の青年会総会が行われる日だったのだ。よく見れば、天理いう文字が白抜きで入ったハッピを来た若い人たちがそこかしこにいる。みんなてきぱきと機敏よく垂れ幕や広告などの片づけをしていた。そう、残念なことに、青年総会は午前中で終わってしまったようなのだった。

 

とりあえず、天理教の本殿を見てみたいと思い、商店街を歩いていくことにした。

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それなりに人通りがあり、日本中の商店街がシャッターだらけになっていることを考えると、活気があるといってもいいくらいの様子だ。

 

たくさんの天理ハッピを来た若い男女が楽しそうに話している。ああ、~さん!てな調子で会話が発生していて、どうやら、顔見知りが多いようである。宗教都市ともなると、かなり親密かつ閉じられたコミュニティが形成されているのかもしれない。

 

しかし、みんな仲がよさそうだ。町全体が一つの前提を共有していると、居心地がいいのだろうなあと思う。小学校から大学まで、そして働き出してからもずっとこの町の中で生きているという人が結構たくさんいるのだろう。

 

仏具店などを見たりしつつ商店街を歩いていく。

 

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中学校の時、友達が天理教徒で、ああ、あの大きな太鼓あったなあとおもいだす。青年総会ともなれば、彼ももしかするとこの町に来て天理ハッピに身を包んでいるかもしれない。

 

あることに気が付いた。天理市の商店街は、気前がいいということである。

 

まず、赤本がただで配られている。

 

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受験生はただで勉強し放題だ。

 

そして、歩いているとこんな看板に遭遇した。

 

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現金つかみどりである。居酒屋で、枝豆のつかみどりということであれば、聞いたことがある。しかし、天理市の商店街は現金のつかみどりなのだ。なんと心躍るイベントだろう。どうしたら参加できるのだろうと、周りをうろちょろしてみるも、RPGのように何かイベントが発生して、参加件を得られる分けでもない。天理ハッピに囲まれていつまでも、私服で一人歩いているのも気が引けるのでそそくさと立ち去ることにした。

 

商店街を抜けると、とにかくでかくて、やたらと圧迫感がある宗教建築が姿を現した。なにせ、日本中探してもここくらいにしかないのではなかろうかという意匠の建築物である。

 

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 千と千尋の神隠しの湯屋を思わせる色と屋根の形をしている。ぐぐってみたところによると、将来的には、この湯屋的建築物で、天理教の神殿をぐるっと取り囲むことになっているらしい。現在でも、この建築物はかなり長く連なっており、湯屋湯屋しいオーラを存分に放っている。

 

 そして歩くこと数分いよいよ天理教の本部が姿を現した。

 

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どーん

 

 

 

 

 

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端的に言って荘厳だった。小石が整然と敷き詰められている。ごみはおろか、落ち葉ひとつ落ちていない。京都からのこのことやってきて、神社仏閣には目が慣れていると思ったが、それでも、おおと思わされるものがあった。

 

 

午前で終わったようだが、本日は、天理教青年総会の日である。写真には写っていないが、とにかく若い人がたくさんいた。神殿に入っていくと、150平方メートルくらいのただっぴろい空間になっていた。外光は入ってくるのだが 電気なのどはついておらず、とにかく薄暗い。神殿の中央には広さ10平方メートルくらいの窪みがあり、祭殿のような場所となっていた。そこには誰もおらず、そのくぼみを取り囲むようにして、おそらく偉いのだろうとおもわれる4人の僧侶が、なにやら鬼気迫る表情で、祈りをささげていた。

 

薄暗い、神殿で、そのくぼみと僧侶たちを取り囲むようにして、何百人もの天理ハッピの若い人たちが、お経を唱え、一人アルプス一万尺のようなことをしながら祈っている。一通り、唱え終わると、三つ指をつくようにして頭を下げる。そしてまた、アルプス一万尺のようなことをしながら、お経を唱えるのである。イスラム教徒が祈っているあの姿を思い浮かべてもらえば。それがけっこう近いのではないかと思う。

 

こう書いてしまうと滑稽なように思われるかもしれないが、その光景たるや凄まじい迫力なのだ。日本にいると、宗教的な現場を見るなんていうのは、大そう世俗化された葬式くらいのものであろう。しかし、この天理教の神殿には、まさに、生きている宗教が凄まじい熱量をもってうごめいているのである。

 

ひとまず、私も、正座して、気分だけでもまじってみることにした。隣には制服姿の女子高生がいた。真剣かつ精悍な顔つきでお経を唱えていた。よく通るきれいな声のお経というのはなかなかつややかに感じたりするものだ。花も恥じらう年頃の女子高生は、一体何を思ってお経を唱えるのだろう。テレビも見ず、携帯もいじらず、ここにきて真剣に祈っているんだなあと思うと、とても不思議な気持ちがした。気高くて美しい光景に思えた。

 

帰りがけに廊下を歩いていると、天理ハッピの若い人たちが、これまたお経を唱えながら、一所懸命に床を雑巾で磨いていた。よそ者の私がそこを通ると、威勢のいい声で、こんにちはと皆挨拶してくる。3メートルに一人くらいの距離感で床をふいているので、のべつまくなしに挨拶をされる。

 

「こんにちは」

 

「あ、はい」

 

「こんにちは」

 

「ああ、すみません」

 

「こんにちは」

 

「どうも、どうも」

 

かるく王にでもなった気分であった。

 

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こんなかんじの廊下を若い人たちがお経を唱えながら、みんなで床拭きしていた。

 

普段、東京でくらし働いていると、生産性なるものを多少なりとも意識してなければならない。ところがこの世界には、ちょっと隣をみれば、生産性何のそので、一心不乱に、漠たる何かを信じ、祈っている人がいるのである。それも結構大規模に。

 

電車にかたかた揺られ、京都に戻って来た。京都で働く田島という友人と、夜、会う約束をしていた。彼は、中学の友人だったのだが、現在は京都で公務員をしていた。小さな串カツやで酒を飲み、酔った勢いで、鴨川で飲もうぜなんて言う話になった。

 

田島と鴨川まで歩いていると、彼はこういった。

 

「俺、公務員じゃん。だからさ、信号無視とかできないわけ」

 

「え、なんで」

 

「市民の模範となるような生活をしなくちゃいけないでしょ。それが公務員だから」

 

今時、こんな公共心にあふれた公務員がいるのだろうか。そして何か間違った方向にマジメすぎるのではないだろうか。真面目モハン公務員は続けた。

 

「だから飲酒運転も言語道断だから、酔ったら、それがたとえ自転車であっても、押して歩かなきゃいけないわけ」

 

「そっか。モハン的市民というのは大変なんだね」などとわたしは言った。

 

そうやって自転車を押して歩き、鴨川についた。それはとても寒かった。京都は寒い。川沿いなどもっと寒いのである。

 

コンビニで買ったハイボールをぷしゅっとあけ、ぐびぐびと飲んだ。よもやま話などに花を咲かせた。しばらくすると、真面目モハン公務員は神妙な面持ちで言った。

 

「そういえばさ、俺結婚するんだわ」

 

「え、田島が!?同級生でもかなりはやいほうじゃん」

 

「けっこう長いこと付き合ってたからねえ。そろそろかなあと思って」

 

「そうかあ、めでたいねえ」

 

「ありがとう。なんかね、歳をとったなあとか。人生は早いなあとかそんなことを思うよね」

 

マリッジブルーなのか何なのか少し寂しそうな表情を浮かべた。

 

「ほんとだね……」

 

分別じみたことをなにか言おうとしたけれど口からは何も出てこなかった。

 

彼は大文字山のほうを見て、あそこのてっぺんでプロポーズしたんだよと言った。風はぴゅーぴゅー吹いていて寒かった。底の浅い鴨川の水面は飴色の街灯を反射してポコポコと揺れていた。真面目モハン公務員の横顔が遠く近く感じられた京都の夜であった。