今夜はいやほい

きゃりーぱみゅぱみゅの「原宿いやほい」のいやほいとは何かについて考察するブログ

江東区コミュニティサイクルが最高のエンターテイメント 夜景輝く豊洲から築地を抜け、東京タワーへ

ノー残業デーの水曜日に2時間残業して、19時。新豊洲駅に会社の同期を呼び出した。週の半ばの倦怠を打ち消すため、何かしよう、そうだ、シェアサイクルを使ってみようということになったのである。

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最近都内のいたるところでみかけるようになった、真っ赤な電気自転車。ドコモが運営しており、現在、千代田区、中央区、港区、江東区、新宿区、文京区、でサービスが提供されている。
東京・自転車シェアリング広域実験(千代田区・中央区・港区・新宿区・文京区・江東区)


乗り捨てが可能で、最初の30分150円、以降30分ごとに100円づつ課金されていく。サイトで個人情報と、クレジットカード番号を登録しておくと、勝手に引き落とされていく。ちなみに、月額会員だと、月2000円でつかえるらしい。


ということで、新豊洲の夜景をバックに出発。目的地は、とりあえず、東京タワーのあたりということになった。
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電気自転車というものに今まで乗ったことがなかったのだが、これが、驚くほどに快適である。ちょっとペダルを踏むだけで、スイスイと進んでいく。坂道でも、何の苦労もなく、一度これにのったら、もう、普通の自転車には戻れないのではないかという爽快さである。


ちょっと行ったところに、今年最も話題となった、豊洲市場が現れた。こんなところに移転してくるのか…
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とてもモダンでおしゃれな駐車場が付いている。マッドサイエンティストが何か邪悪な研究をしていそう。かっこいい。

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秋はなんて最高な季節なのだろう。仕事のわずらわしさなど、風に吹かれて消えてしまうのだ。

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西の方向へ自転車をこいでいくこと10分、豊洲ちかくの広々とした空地の広がる埋め立て地帯に、光る謎のドームが現れた。

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なんだこれは、入ってみるしかないだろうと同期をそそのかし、ドアを押して中に入ってみることにした。受付には、さわやかなお兄さんが、ニコニコと立っていた。パンフレットに大きくランニングスタジアムと書いてあった。この夜闇にポツンと光り輝く、不思議な建物は、短距離走専用のトラックだったのである。


新豊洲 Brillia ランニングスタジアム | SPORT×ART SHINTOYOSU


為末大氏が館長をしているらしい。入ってみると、客は一人もいなかった。経営状態は大丈夫なのだろうか。受付のお兄さんの前で、ああ、残念だなあ、靴がないから走れないなあ、などと白々しくアピールをし、中を見学してもよいですか、と聞いてみた。受付のお兄さんは、光り輝く真っ白な歯をちらりと見せ、晴れやかな笑顔で、どうぞどうぞと言った。


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ずうずうしくも金を払わずに潜入することができた。機能的な、美しいドームである。真ん中にすっと100メートルトラックが伸びており、とても健やかな気分になる。誰もいないから、とても静かで、秘密基地感のようだった。そのうち、一回くらい走ってみたい。きっと気持ちいいに違いない。


さわやかすぎるお兄さんに、威勢よく、次は走りに来ますと告げ、ドームを後にした。


東京タワーへ向かうには、複数回橋を渡る必要があった。緩やかな傾斜が長く続いているが、電気自転車をこげば、平地どころか下り坂なのではないかという快適さなのである。


遠く輝くレインボーブリッジ、お台場の夜

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資本主義を味方に光り輝くタワーマンションたち。江東区の進化はすごい。

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西へどんどん進んでいく、埠頭に東京海洋大学の舟が浮かんでいた。
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男がふたり夜風を浴びていた。
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埠頭を抜け、勝どきについた。何かの巣のようなマンションがあった。なんて画一的なんだろう。
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勝どきを抜けると、築地についた。普段の喧噪が信じられないくらい、夜の築地はとても静かであった、街がねむっているというのはこういうことを言うんだろうなと思った。
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「金、ないじゃん」いったん自転車をとめて、同期に話しかけた。


「何食べようね。安いし海鮮丼とかにしよっか」


「そうだねえ。でも店、全然開いてないね。とりあえず市場場内のほうに向かっていってみよっか」


街灯が途切れ途切れにひかっている築地の路地を赤い自転車が走り抜けた。秋のカラッとした空気に魚たちのにおいが漂っていた。ゆらゆら走っていると、静かな街に、声が漏れ出てくる店があるのを見つけた。


築地青空三代目 本店
東京都中央区築地4-13-8 トラスト築地KNビル 1F
https://tabelog.com/tokyo/A1313/A131301/13007615/


「セットで4500円か」看板を見て、同期にご意向を聞くべく話しかけた。


「どう考えてもおいしそうだね」


「今日残業してるし、3000円は稼いでると思うんだよね、ということを考えると、4500円の寿司というのは、ほとんど実質タダということなのではないだろうか」


「きくち君は天才だね」


うまく自分たちを納得させる言い訳を作ることに成功した。喜び勇んで、店をくぐるとこじゃれた女将が対応してくれた。早速、セットを頼み、じっとテーブルで寿司を待った。

でん
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でんでん
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でんでんでん
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でんでんでんでん
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でーん
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とにかく、最高においしかった。新鮮なネタ、遠くに柚の香り、旨味のあるシャリ、おいしい!!


おなかも満たされ、ラストスパートをかける。涼しい風がここちよい。シェアサイクリング最高に楽しいじゃないか!


真っ赤な自転車は港区に突入する。


夜中名物の道路工事
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そして公園をぬけようとすると、ゴールが見えてきた。
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公園にうかぶぷかぷかうかぶ街灯がうつくしい。カップルがいちゃいちゃしていた。ふむふむ、などと思いながら、ペダルをこぐ。











到着




















輝かしい東京の夜だ!
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ながい、ながい、水曜日の夜だった。