今夜はいやほい

きゃりーぱみゅぱみゅの「原宿いやほい」のいやほいとは何か考察するブログ

ブラジルストアでレジ打ちは歌う

ブラジルの雑貨食品を扱う店に行った。入り口ではクリスマスドネーションをしましょうという垂れ幕がかかっていて、女性が二人、サンタの帽子をかぶっていた。中に入ると、筋肉てんこ盛りの巨漢ブラジル人男性が、冗談のような声の大きさで、ポルトガル語でレジ打ちをしていた。その声は木管楽器のようなハリと柔らかさがあって、独特のリズムが、歌のようであった。南米のリズム。サウダージ、それはつまり、郷愁のような、憧憬のような、何かであった。レジ打ちの声の周りにはブラジル人家族の笑い声が渦巻いていた。よくわからないけれど、しばらく立ち尽くしてしまった。